(8)の続きです。
前回書いた、色々なグッズを売りつけようとしてくるカイロプラクティックは、怪しすぎて二度と行く気になれませんでした。
が、思いのほか、施術後痛みが軽くなっていたのです。
そう、“オステオパシー”とやらが効くのかもしれないのです!
ちなみに、“オステオパシー”というものが何なのか、いまだにわかっていません。検索して説明を読んでも全くわからず、イメージもわきません。
その頃、歩いて行ける近所の鍼の治療院にも通っていました。
通っても痛みは軽減しなかったのですが、そこの先生はのんびり癒し系でいろんな愚痴を聞いてくれて心が落ち着くので、回数券を買って時々行っていました。
ある日、その先生が話の流れで「う~ん、首だったらオステオパシーが効くかもねぇ…私の知り合いもいるけどちょっと遠いかなぁ」と教えてくれました。
あ、出た、“オステオパシー”!
やっぱりオステオパシーやってみなきゃ!!
一気にやる気になりました。
帰ってからすぐに“オステオパシー”で検索、ヒットした『Aセラピーセンター』という治療院に電話しました。
「すみません、あの、頸椎がずれちゃってるんですけど、そういうのも治せますか?」と直球の質問をしたら、
「得意分野ですよ」と男性の声で即答。先生ご本人のようです。
ああ、これは期待が持てる!!
早速予約を取りました。
その後その先生が書いているブログを読み漁りました。
とても自信に溢れた記事ばかりで、厄介な痛みもすぐ治してしまう事例がたくさん 書かれていました。
この先生は他の治療家の方にも教えていて、定期的にスクールやセミナーも開催していて弟子もたくさんいるようです。
おお、この人すごいかも!ゴッドハンドかも!
記事を読むうちに期待が高まりました。
この先生だったらこの激痛を終わらせてくれるかも!!!
藁をも掴む気持ちとはこのことですね。
ブログの記事によると、この先生は施術時間が短すぎるとお客さんに不満を持たれる、でも、その短時間で治ってしまうのだから仕方がない、長くやっても治らなければ意味がないと書かれていました。
なるほどね、施術時間は短いのね。でも痛みが治るor軽減するならいいよね。
時間が短いのは覚悟しておこう…などと事前学習ばっちりで出かけました。
駅の近くのマンションの一室が治療院でした。ここも中年の男性が一人で経営しているようです。症状の説明をしてから早速治療に入りました。
今となっては何をしたかほとんど覚えてないですが、普通の整体との違いがわからなかった印象があります。
特に変わったことはしていません。していたら覚えているはずなので…
10分ほど施術した後、先生はやりきった感じで、
「どう、だいぶ痛みが軽くなったでしょう?」と自信満々に聞いてきました。
ほんとに⁇
私は首や腕を少し動かしてみました。
激痛!!が走ります。
あれ?変わってない…
「う~ん、よくわからないです」と正直に返すと、
先生は驚いた様子で、
「えぇ?痛みは完全に消えていないかもしれないけど、だいぶ軽くはなったでしょう?なってるはず!」
と譲りません。
「え~と、、、」
もう一度首を動かしてみましたが、激痛!!です。
「う~ん、少しはよくなったかもしれないけど…」
先生の迫力に気おされて少し譲りました。
先生はほっとした表情で、
「数回通えば治りますよ」と自信たっぷりに言いました。
この自信はどこからやってくるのでしょう?
きっと奇跡的に治った人が本当にたくさんいるからここまで強気なんでしょうね。
ブログにもたくさん事例が書いてあったし。。。
私は、すごく期待していただけに酷くがっかりしましたが、もしかしたら何回か通えば治るかもしれない…と一縷の望みを託したのでした。
そして二回目の予約をしました。
施術後、次の予約の方が入れ違いで入ってきました。60~70代くらいの男性で、きっと常連さんなのでしょう。「あ、せんせいっ」と親しげに話しかけていて、とてもこの先生を信頼している感じが伝わってきました。きっとこの方は治療が効いていて、痛みや症状が軽くなっているのでしょう。うらやましいです。
私も何回か通ったらこの激痛から解放されるのかなぁ。。だったらいいけどなぁ。。
ちなみに料金は1回6000円でした。(※2025年現在は値上がりしています)
施術時間は平均10分位でしたから、かなりお高いですね。
先生がブログでも書いておられたようにそれで痛みが治るならお安いのですが。。
私はとりあえず10回通ってみて、ダメだったら諦めようと思いました。
10回だと60000円かぁ。。はぁ~。。
今考えるとお金をドブに捨てまくってたなぁとも思えるのですが、当時はそれだけ切羽詰まっていたのです。
まあ貴重な体験もできたし、それで厄払いもできたってことにしようと思っています。
なので貴重な体験をできる限り思い出して書き残しています。
(10)へ続く