身体に棲む精霊

ある日、自宅で自分のためにヨガをじっくりやっていると、「身体には精霊が棲んでいる」という直感がやってきました。これがただの妄想だったとしても、面白い考え方だなと思いました。

天使や妖精や自然霊の存在を信じている人たちは世界中にいて、『精霊(スピリット)―共同創造のためのワークブック』という本には、そのいろいろな例が載っています。
例えば、一日のはじめにロウソクに火を灯し、家の守護霊に祈ると、家の調和が高まり、実際に家の雰囲気が変わるという人もいます。
ある島の船大工たちは船を造る時、まず海の精霊と船の精霊を呼び、船造りのすべての面で成功へと導いてくれるように祈ります。船造りの木材を切り出すために森に入る前は、森の精霊たちと話し、最良の樹木に導いてくれるように祈り、木を切り倒す時はその木の精霊に歌を捧げるそうです。
また、仕事の展開に悩んでいたある事業家は、自分の会社の従業員が出社する前、朝一番に事務所に行き、心を静めて瞑想状態に入り、事業の天使と精霊に呼びかけ、その時に心にやってきたイメージに基づいて行動しました。この習慣を続けて何か月か経つうちに、労働組合はどんどん協力的になり、生産も上がり、彼は自分の事業に新しい人生のあり方を見出したそうです。
活動の前に「間」を持ち、活動の精霊に波動を合わせるという人間の自然な行動は、多くの部族社会で今でも存続しています。
このように想像力を働かせれば、「○○の精霊」って何でもありなんですね。例えば、掃除の精霊、料理の精霊、ガーデニングの精霊、音楽の精霊など、日常的にイメージしながらやってみると面白いかもしれません。ポイントは「精霊たちと協力して創造する」というイメージです。

そこで私はやってきた直感に従って、ヨガをする前に少し「間」をとって、身体の中の精霊に話しかけることにしました。「今日必要なポーズを教えてください」と祈ります。そして「これをやりたい」と感じたポーズから順に進めていきます。ポーズをとっている時も身体の中の精霊に話しかけ、必要な時間、呼吸の深さ、その時に一番いいと感じる角度や体勢などを調整していきます。そうすると苦手だったポーズが楽にできたり、頑張りすぎて身体を痛めることが格段に減りました。
まあ、思いこみと言えばそれまでなのですが、「身体の中に棲む精霊」のイメージはとても助けになります。ヨガ以外にも、例えば、「私が今本当に食べたいものはなんだろう?」「どこへ行けば食べられるんだろう?」と問いかけるとかなりの高確率でヒットします♪
しっくりくる方は是非試してみてくださいね。
 

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