母がしんどい

私は自分の母親が毒親であることをずっと認めたくありませんでした。

いやいや、そこまでひどくはないよね、いいところもあるしね…などと自分に言い聞かせ、ずっと目を背けていました。しかし、人間関係の問題にしろ、仕事の問題にしろ、最近の騒音問題にしろ、問題を掘り下げていくと、必ず母親に行き着きます。
今までだってさんざん、精神分析やプロセスワークやカウンセリングなどで、母との関係性に取り組んできました。ただ、頑張って取り組んでいるつもりでも、どこかで逃げていました。私の母親はそこまで酷くないはずだ…と。
しかし、真剣に、本気で、正直に、自分の心と向き合うと、母への強烈な憎しみが存在しているのを発見してしまいます。そして、そんな気持ちがあることに対する強烈な罪悪感も同時に存在しているのです。

この母に対する憎しみと罪悪感を認めたら、ものすごく楽になりました。
精神世界でよく言われている、「赦しなさい。そうすれば癒されるのです。」という言葉の呪縛も手伝って、ゆるさなきゃゆるさなきゃ…と必死になって、それでも、手放せない自分を責める…という悪循環。この悪循環によって、よけいにがっちりと執着してしまっていたんだと気づきました。

自分の本当の気持ちを認める。。。こんなシンプルなことがこんなにも難しいとは。。

読書好きな私がなぜか読む気がしなくて、ずっと怖くて避けていた毒親本もやっと読もうかなと思えてきました。
なぜか読む気がしない…というのも抑圧の一つだったんだな、と今ではわかります。
無意識っておもしろい!

この本は短時間でさらっと読めるマンガで、毒親本のとっかかりとしてちょうどいい本だと思います。ある程度普通の親に育てられた人たちが読んでも???という感じになるかもしれませんが、毒親育ちの人が読むと、ほっと安心できるというか、苦しんでいたのは私一人じゃなかったんだ!と救われると思います。今まで無自覚だったとしても、きっとこの本を読んで癒される人は、毒親育ちです。
私は読んでいてかなり癒されました。
他の毒親本を読むのは重すぎてちょっと・・という人はこのマンガから読んでみることをおすすめします。

私はとんでもない親に育てられて頑張ってきた自分を、やっと認めることができました。
「育ててもらったんだから感謝するべき」という常識ももちろん同意できますが、ずっとこらえてきた気持ちを十分に認めてあげたら、感謝は自然と溢れてくると思います。感謝はしなければならないからするものではないと思います。

今度は毒になる親 を読んでみようと思います。
ずっと避けてきた本ですが、読んだらまた解放が起こりそうで楽しみです!