マインドフルネス おすすめ本3選


まず一冊目、『スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック』は、マインドフルネスって何?という方におすすめ。
著者の伝記的なストーリーにすごく引き込まれるので、自分だったらどうやってマインドフルネスで危機を乗り切るだろう?などと、自分に照らし合わせて考えながら読み進めることができます。
ただ、物語をドラマチックにするためにあまりにも盛り過ぎじゃね?・・・と私は後半で少し冷めてしまいました。
素直な人ならたぶん感動するはず。

次の『新インナーゲーム』は、テニスの技術を向上させるにはどうすればいいか、コーチとしての著者の体験から気づいたことをまとめたもの。
私はテニスには全く興味がないし、やったこともないし、これからやる予定もないんですが、すごく楽しく読めました。
個人的にはこの3冊の中で一番面白かったです!
私が今まで、ヨガやいろんなスポーツを長年やってきて掴んだコツが全部この本に言語化されていて、やっぱそうなんだ~!!と感動しました。
意味不明なテニス用語の部分は全部読み飛ばしても、すべてのスポーツや楽器の練習や、おそらくテクニックを必要とするありとあらゆる物事に応用できるはずです。いいプレーをするためには、判断せずに、コントロールしようとせずに、ただ“観る”ことと“委ねる”ことがどんなに大切か再認識できました。しかし、そのためには自分が主導権を握ろうとしゃしゃり出てくる思考を何とかしなければならず、そこにマインドフルネスが使われています。
他のマインドフルネス解説本と違うところは、著者の用語でいうセルフ1とセルフ2を区別している点です。
私たちがマインドや思考という言葉で表すのはここではセルフ1のこと。
セルフ2は“身体の意識”のようなもので、スポーツのテクニックやゲームを上手く行かせるにはセルフ2の方に主導権を握らせるのが鍵になります。
何かスポーツや楽器などの趣味にコミットしている人は、この本を土台にマインドフルネスの練習をするのが一番近道なんじゃないかと思います。さらにテクニックも向上するので一石二鳥ですね。

三冊目の『幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない』は、とても丁寧に書かれていて著者の愛を感じる本です。
じっくりと最初から読み進めて順番にエクササイズをやっているうちにマインドフルネスのテクニックが身に付きます。
さらに、「思考や感情にあまりとらわれなくなったけど、で、どうすればいいの?」という疑問に、「あなたが本当に大切なことを見つけてそれに向かって行動すればいいんだよ」という答えを導いてくれて、行動まで後押ししてくれるとても面倒見のいい本です。
特に好きなスポーツや趣味もなく、本当にやりたいことがわからないなぁという人にもおすすめです。
この本一冊だけちゃんとやれば、必要十分なんじゃないかと思います。
私も何度も読み返してしっかり身に着けたいと思っています。