【実験日記】スピ系メソッドで騒音問題を解決できるか(7)

前回(6)の続きです。

前回の日記で、いくつか代表的なスピ系メソッドをまとめましたが、共通点は今起きていることに抵抗しない、受け入れる、認める、尊重する=愛するということですよね。
実際どうやるのかというと、簡単に言ってしまえば、ひたすら今起こっていることを味わうことです。例えば騒音を聞いて、身体の中に沸いてくる「ムカつく」という思考と共に沸きあがるメラメラとした感覚や、「怖い」という思考と共に起こるぞっとするような恐怖の感覚、「殺したい」という思考と共に起こる熱の感覚など、思考と、身体の内部感覚をまず切り離してから感覚のほうだけ味わうというのがこれらのメソッド共通の肝です。
つまり、以前ご紹介した気持ちをありのままに感じるエクササイズをすればいいのです。

ネット上の引き寄せ関連で有名な108さんも、騒音に悩んでいる方の質問に対して、
「逃げないで、観察し続けるのです。
拒否しないで、受け容れて感じ続けてみてください。」とアドバイスされています。
こちら↓を参照。
http://abrahamloa.blog129.fc2.com/blog-entry-312.html

そこで私は、毎朝ドドドドドド!!という騒音と振動に起こされるたびに、また時間帯を問わずに襲ってくるドスン!ドカン!ドスドスドス!!と唐突な轟音と揺れが来るたびに、自分の中に沸き上がる怒りや恐怖をひたすら味わうことにしました。
まず、「なんで注意しないんだよ!」「まだ生きてるの?」「非常識で迷惑な家族!」「どうやって殺そうかなぁ?」みたいな自動的に起こる無数の思考と、身体の中に生まれてくる感覚を切り離し、身体感覚の方だけにフォーカスして味わいます。
やってみると、メソッドで解説してある通りに、自分の中を流れるパワフルなエネルギーの流れを感じ、気持ちよくなるし、私は状況からパワーを取り戻している…という感覚もしてきます。

で?
で?
で?

あれ?

きりがないのです。
騒音は相変わらず、静まりません。
そしてひたすら沸いてくる自動思考と感情もきりがないのです。
そのうち私はすっかり消耗してしまいます。

あれ?
私、全然パワー取り戻せてないじゃん?!

おそらくこのタイプのメソッドは、思考と感覚を切り離し、思考の方は完全に手放すことができれば効果はあるはずなのですが、今この瞬間騒音が鳴り響いている中でやるのは至難の業です。ホ・オポノポノやセドナメソッドを純粋に信仰して取り組んでいる方ならできるかもしれませんが、私には無理でした。私も相当追い詰められて真剣にやったのですが、どうしても騒音に晒されている環境では、ネガティブな思考を手放すことができません。もう勝手に沸いてきてしまうという感じです。

この時何が起こってるかということを、ガンガジが『ポケットの中のダイヤモンド』の中でとてもうまく表現しているので抜粋しておきます。
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ネガティブな感情を、あなたが徹底的に、どんな物語も付け加えずに経験するとき、それはたちどころに消えてしまいます。
もしも、あなたが、ある感情を徹底的に経験しているつもりにも関わらず、それが強烈なままだとしたら、それについて、まだ何か物語が加えられていることに気づいてください。
―それが、どんな強い感情あるかとか、それを排除することは決してできないとか、それは一度消えても、また必ず戻ってくるとか、それを直接経験することが、どんな危険なことであるか、とかいった物語です。
その瞬間瞬間の物語がどんなものであれ、感情を直接経験するのを先送りにする言い訳は尽きません。

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そうなんです! 感情だけを味わったら、その感情自体は消えてしまうのですが、騒音を聞くと新たな思考が始まって、また物語が始まってしまうのです。それに伴う感情を味わって消しても、まだ騒音は鳴り響いているので、またまた新しい思考が出てきて新たな物語が始まり感情が伴い・・・・とエンドレスなのです。

それでも、毎日毎日、騒音に心がかき乱される度にこの手法を試し、ひたすらネガティブな感情を身体全体で味わいました。
しかし、相変わらず騒音はおさまらず、自宅に戻るのが怖くなって憂鬱になる、“帰宅恐怖症”も酷くなる一方でした。そんな時、ふと、「やっぱりトランサーフィンだよね~」というインスピレーションがやってきました。本当にどこからともなく、でもはっきりとした感覚でそのアイディアが降りてきたのです。数年前に買って一通り読んだ、“リアリティ・トランサーフィン”シリーズを、無性に読み返したくなり、すぐに本棚でほこりを被っていた1巻から読み始めました。

以前読んだのは、騒音に悩まされる前で、その時はどうやったら現実をコントロールできるんだろう?といった興味から読んでいたのですが、当時もその内容が心に響いたらしく、本はアンダーラインと付箋だらけでした。

読み返してみて、なるほどね~と目からウロコでした。今の私が騒音に対してアプローチしているやり方の盲点が書かれていたからです。
引き寄せの法則関連のメソッドは、ネガティブな事柄に対しては、受け入れたりネガティブな感情を味わったりするクレンジング系アプローチと、それになるべく焦点を合わせず意識をそらせてポジティブなことに意識を向けるポジティブシンキング系アプローチがありますが、私が実践していたのは前者のクレンジング系アプローチだけでした。もちろん、それだけも正しく実践すれば、すべての願望が自然と叶ってしまうくらい強力なのですが、頑張っても正しく実践できないから、というか、頑張りすぎて逆効果になってしまっているから、私を含め多くの人が苦しんでいるのです。
そこらへんの盲点をこの本では、「過剰ポテンシャル」、「平衡力」、「振り子」などという用語を駆使して丁寧に説明してくれています。
ここですべてを説明するのは難しいので、興味がある方はこのシリーズを読んでみてほしいのですが、私が気づいたのは、私は騒音というものに対して重大な意義を与えすぎていて、騒音に焦点を当てすぎていて、だからこそ騒音問題に悩まされるという現実を創り続けているんだということです。私に今必要な実践は、騒音になるべく焦点を合わせず意識をそらせてポジティブなことに意識を向けるポジティブシンキング系アプローチでした。つまり王道であるエイブラハム系の引き寄せの法則です。

結局まわりまわってここに来るのね~という感じでした。
でもひと回りしたおかげで、確信が強くなり、実践もしやすくなりました。
長くなったのでいったんここで切ります。
次回の日記では、トランサーフィンの考察と、騒音を徹底的に無視する実践を通して気づいたことなどを書く予定です。

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
来年こそは騒音問題を解決して、この日記を終わらせたいと思います。
では、よいお年を! 😆

(続く)