【実験日記】スピ系メソッドで騒音問題を解決できるか(9)

前回(8)の続きです。

“リアリティ・トランサーフィン”シリーズを再読し始めるまでは、騒音に対しては、ホ・オポノポノをメインに、騒音によって引き起こされたネガティブな感情を味わうスピメソッドを試してきましたが、きちんと感情と思考を切り離せなかったため、同じような思考がぐるぐると際限なく沸いてきて、その思考がさらにネガティブな感情をたきつける…という悪循環に陥ってしまうことが多かったです。

これらのメソッドは本当に思考を止めて気持ちの方だけ味わうことができれば上手くいくはずなのですが、よほど熟達しないと、激しい騒音の中では上手くいきません。トランサーフィン的に言えば、激しい振り子に呑まれて思考を乗っ取られてしまうため、どれが思考だか感情だかわからなくなってしまうからです。思考で感情をたきつけるだけで、実はちゃんとその感情を味わっていないので、エネルギーはすべて振り子に吸い取られてしまうのです。これではエネルギーのダダ漏れ状態で、本人はどんどん消耗していくだけです。

まずは静かで安全な環境を確保し、その中で騒音に対する嫌な気持ちを思い出して味わうというセラピーを繰り返していけば、次第に騒音の中でも平穏な心を保てるようになると思います。なので、いいセラピストを見つけて、静かなセラピールームで何度かセッションを繰り返せば成功する確率は高いと思います。
私にはその時間と費用がなかったので、違う方法を探らなけらばなりませんでした。そして思い出したのが“リアリティ・トランサーフィン”というわけです。

今このシリーズを読み返している最中で、第3巻を読んでいるところです。読んでみて本当によかったです。おかげで、今までの騒音に対するアプローチを変えようと思いました。苦行のように騒音の中に飛び込んで行ってエネルギーを取り戻そうと奮闘していましたが、逆に振り子に思考を乗っ取られ、エネルギーをどんどん吸い取られて返り討ちにあっていたんだとやっと気づけました。気づくことさえできなかったんだから、やっぱり振り子は恐ろしいです。

何を変えたかというと、まずはなるべく騒音に対して無関心でいられる時間を多く作ろうと生活習慣を変えました。
今現在の生活習慣はこうです。
まず朝6時頃起きます。
朝一番のドドドドド・・・!!という子供が駆け回る騒音が始まるのがだいだい7時頃で、それが8時30分くらいまで続くので、
6時~7時頃までの静かな時間でメールチェックやPCの作業をします。
仕事がそれほど早くない日は7時にもう一度ベッドに戻って、カナル型高遮音性イヤフォンを耳に突っ込んで、ipodを聞きながら瞑想します。
その状態で、ヘミシンクや瞑想用の音楽をある程度の音量で流せば、騒音は聞こえないので嫌な気分になりません。
これを機にヘミシンクのいろんなCDを楽しんでいます。これは思ったよりおもしろくて、最近はややヘミシンクにはまり気味です。もう少し体験を深めたらヘミシンクについても書きたいと思います。
30分から1時間ぐらいヘミシンクや瞑想を楽しんだら、そのままpodcastに切り替えて起きて朝の支度を始めます。高遮音性イヤフォンを突っ込んだままなので、騒音に煩わされずに快適に過ごせます。騒音対策のおかげで面白い&ためになる番組をたくさん発掘できました。これもまたいつかご紹介したいと思います。
そのまま仕事に出かければ、朝の時間はほとんど騒音から逃れられます。

休日はそのままpodcastを聞きながら、掃除をしたり料理をして、podcastに飽きたらイヤフォンを外し、騒音がまだ鳴っていたら、ステレオから大音量で音楽を流します。あるいはピアノを弾いて楽しみます。今の騒音主が引っ越してくる以前は常識的な人が上階に住んでいたため、あまり音楽は爆音で聞けませんでした。マンションの構造上、音楽や楽器の音は下から上に響くからです。しかし今はこちらがその何倍も騒音に悩まされているので、気にせずに大音量で音楽をかけます。ただし自分も疲れているときは音楽をうるさく感じてしまうので、podcastに疲れたら耳栓をするしかなくなります。幸い、最近の耳栓は耳が痛くなることはほとんどないです。

仕事から帰ってくるのが早い日は、夜10時30分ぐらいまでは騒音のピークが続くので、また出かけて行って近所のカフェやファーストフード店に入り、読書や勉強、PC作業をします。うちは駅近なのでこの点では便利です。時々は電車に乗って近所の駅で降りてその周辺の店に入ったりもします。マクドナルドでもWi-Fiが使えるようにBBモバイルポイントにも加入しました。マックはコーヒー1杯100円だし、ほとんどの店で電源があるのでありがたいです。PCはデスクトップ型しか持っていなかったのですが、これを機にsurface pro3を買いました。すごく楽しいです!
騒音のおかげで世界が広がったと考えることもできます。音楽は爆音で聞ける、おもしろいpodcastをたくさん発掘できた、ヘミシンクを楽しめるようになった・・・など、感謝できるポイントに焦点を合わせるようにしています。

夜帰ってくると大抵は10~11時で、上階の子供は寝ているので静かになっています。その日によっては深夜2時ごろまでドスンドスン!と騒音と振動が響いてくることがありますが、その時は耳栓かipodで対応します。お風呂で音楽も聞けるように防水のmp3プレーヤーも買い揃えました。これで上階の騒音主とお風呂の時間が被った時も音楽に集中してストレスフリーで過ごせます。もちろん防水性の耳栓も持っています♪

テレビを見るのは諦めました。ちょうどゴールデンタイムに騒音がひどくなるので、テレビも高遮音性イヤフォンで聞けば問題はないのですが、もともとテレビはほとんど見ない習慣だったし、音だけのpodcastと違って家事などの作業をしながら見れないので面倒になりました。更に、うちにはいまだにブラウン管テレビしかなく、3月でデジアナ変換がなくなり完全に見れなくなるので、今後はテレビなしの生活です。といっても3月を待たずしてもう数ヶ月テレビはつけていません。ネットだけでニュースなどの情報は入ってくるし、ドラマやアニメ、映画などの動画もネット上で探せるので十分です。

家の中でヨガをする時は、大音量でリラックス系の音楽をかけながら耳栓をすれば、騒音は聞こえず、心置きなく身体との対話ができます。さらに耳栓のおかげで呼吸の音や骨や内臓が動く音、血流や体液の流れる内部感覚をより新鮮に感じらるため、よりヨガを深めることができます。

このようになるべく騒音から避難して、騒音に無関心になる時間を多くするということを徹底しました。これはゲームなんだと思い込むことにしました。騒音に無関心でいれたら私の勝ちです。トランサーフィン的に言えば、振り子のゲームに乗らなかったのでエネルギーを奪われることなく、私は振り子に勝ったということになります。
こうやって考え方を切り替えてから、騒音に対する苦しみが少なくなり、かなり心が軽くなりました。明らかにフェーズが変わったのを実感しています。
ただし、完全に騒音から逃れられたわけではありません。耳栓やイヤフォンをはずした瞬間、家に帰ってきた瞬間、ドドドド・・・!と騒音と振動に襲われると、すぐに思考を乗っ取られてしまうことが多々あります。
「まだ暴れてるの?」「こいつらわざと嫌がらせしてるの?」「なんで私だけが我慢しなきゃならないの?」などという思考から始まり、途中で気づいて切り替えられないと「どうやって殺そうか…」などというかなりネガティブな思考にマインドが占領されてしまいます。どっと疲れてエネルギーを消耗したのが感じられます。振り子の勝ちです。

そこで、やっと感情を味わうメソッドの出番です。
結局それなの?!という感じですが、
そうです、最終的にはここに戻ってきます。
最大限の努力で騒音から自分を守ってあげて、自分自身との信頼関係を築いていますから、無理に自分を騒音に向かって放り出して戦わせようとしていた以前の私とは違っています。
不可抗力で騒音に出くわしてネガティブな感情が沸いてきてしまった場合は、なるべく慎重に感情を味わって掘り下げる作業をします。分析ではなく、感情に呑まれるのでもなく、淡々と味わいます。

(続く)