「成功」+「幸せ」を手に入れる21の原則

この本でぜひ押さえておきたいのは、“気持ちをありのままに感じるエクササイズ ”です。ここにすべて抜粋しておきます。


気持ちをありのままに感じるエクササイズ(P70~)

目を閉じて感覚を研ぎ澄ませ、自分のからだを意識してください。

あなたはいまどんな気持ちですか?

1)
あれこれ考えず自分の気持ちを、そのまま感じてください。
気持ちがもっている「エネルギー」「パワー」を感じましょう。
2)
ありのままの気持ちを愛してください。
その気持ちがもつパワーを愛しましょう。
3)
気持ちを感じている自分自身を愛してください。
気持ちがもつパワーを感じている自分自身を愛しましょう。

レッテルを貼らずに、気持ちをありのままに感じられるようになると、「気持ちは、エネルギーをもっている」ということに、まず気がつきます。
すべてのエネルギーは振動しています。そしてすべてのエネルギーは独自の波動をもっているのです。 エネルギーがどのような波動を体におくっているか、感じましょう。またエネルギーの強さも確認してください。 最後に、エネルギーに宿るパワーは、自分のものである、自分自身のパワーであると確認します。

わたしたちはみな、物心つくころには、否定的な気持ちは胸にしまっておきなさい、表現してはいけませんと「トレーニング」されて育ちます。そのため、最初のうちは、自分の気持ちと新しい関係をつくるのに、てこずるかもしれません。ですから、エクササイズが思うようにいかなくても、めげずに、じっくり腰をすえて取り組みましょう。 レッテル貼りをする回数が減るにつれて、どんな気持ちも、人生をバラエティ豊かにし、生きるバイタリティを与えてくれている、という事実に気がつきます。 最終的には、どんな気持ちにも感謝できるようになります。どんな気持ちも、そのままでいいんです。

気持ちが持つエネルギーを抑圧し、不快な気分をもたらしてしまう犯人は「悲しみ」「怒り」「おそれ」などのレッテルです。 レッテルさえ貼らなければ、失ったパワーをとりもどせるのです。パワーをとりもどすことに慣れ、それが自然なことになってくると、 気持ちをありのままに感じることは、難しいどころか、楽しいものに変わります。

どんな気持ちも、色メガネで見ないなら、つまり純粋なあるがままの姿なら、「喜び」のひとつです。喜びにはたくさんの「顔」があります愉快な状態はもちろん、瞑想している状態、インスピレーションに満たされる状態、平和な状態、人を思いやる状態も、みんな喜びのバリエーションのひとつです。説得している状態、なにかを強いる状態でさえ、喜びの仲間です。喜びという気持ちにはありとあらゆる要素が備わっているのです。

気持ちをありのままに感じる訓練をつづけていると、自分自身をふくめ、すべての人に対する信頼感が強まっていきます。さらにみがきをかけると、ついには、自分の気持ちを、自由自在に、しかも100パーセントありのままに感じることができるようになります。

そして、この段階にくると、ある真実に気づきます。それは、どんな気持ちも基本的には「喜び」であり、気持ちは、すべての人のエッセンスをつないでいる「絆」のようなものだということです。気持ちこそが、すべての人を結ぶものであり、気持ちを通じてでないと、人と深いレベルでつながることはできないからです。

人生とは、無限にある気持ちを体験するためにあるのです。わたしたちは、できるだけ数多くの気持ちを経験したくて、この世に誕生してきたのです。

決めつけを手放し、恐れを手放し、勇気を出して大胆に心を開くと、自分を愛するため、だれかを愛するため、そして世界を愛するためにだけ、気持ちをいだくようになります。 その気持ちとは―。もういうまでもありませんね。そうです。「喜び」です。それだけではありません。心を開くと「生きる実感」「生命の美」「奇跡」「インスピレーション」にもつながれるのです。

【質問】
気持ちをありのままに感じることのメリットは、確かに理解できます。
でも、頭ではそうわかっていても、実際はなかなか思うようにはいきません。
気持ちを感じるという行為そのものに恐怖を感じるんです。これはどういったことでしょうか?

【答え】
わたしたちは生きている過程で、たくさんの種類の気持ちを抑圧してきました。これは、ある種の気持ちは表現すべきでないと、教育されてきたことが原因です。気持ちを抑圧するということは、すなわち、気持ちに宿るパワーを抑圧することを意味します。ですから、気持ちを自由に感じことをおそれていると、せっかくのパワーを失ってしまうのです。
人間はみな、心の底では、みずからのパワーをとりもどし、パワーを存分に発揮したいと望んでいます。この願いがどんどんふくらむにつれ、それまで抑圧していた気持ちがどっと表面化していきます。あなたがこのプロセスに、恐怖を感じるのも無理はありません。気持ちが表面化するとき、 気持ちを抑圧に追い込んだ恐怖心も一緒に押しだされてくるからです。 でもこわがって二の足を踏んでいては、いつまでたっても前進できません。抑圧している気持ちに一致した状況を、これでもか、これでもかと引き寄せてしまうだけです。

人間は、こんな具合に気持ちを抑圧して、人生を問題まみれにしているのです。家庭内のいざこざ、離婚、病気、裁判沙汰、戦争など、例をあげればきりがありません。これらの問題は、わたしたちが抑圧している気持ちが、いかに強烈であるかを証明するものです。

抑圧された気持ちを解放するには『気持ちをありのままに感じるエクササイズ』を 習慣にするのがベストです。気持ちの開放にともなって、もめごともこしらえる必要性がなくなってきますから、トラブルが起こる頻度がしだいに減ってきます。このエクササイズを地道に続けていくのが、パワーをとりもどす、いちばんの近道です。

さて、エクササイズをする上で、みなさんに強調しておきたいポイントが一つあります。 それは慣れないうちは、それほど激しくない気持ちで試してみるということですこれが成功のコツです。
エクササイズは最低でも朝晩の2回行ないましょう。目覚めてすぐと、就寝前が理想的です。 くわえて時間の許すかぎり、自分がしたいと思いたったとき、好きなだけ実行してかまいません。
ほんのわずかでも不快感がわきあがってきたら、それが身体的なものでも、精神的なものでも、ちょっと時間をとって、エクササイズをしましょう。
これが習慣になって定着すると、わざわざしようと意識しなくても、無意識のうちにするようになってきます。 そうなれば、しめたもの。すべての気持ちが、純粋な『喜び』『愛』に感じられてくるはずです。